「パリとアルティザン」モードの国に根付く技
『パリとアルティザン』
モードの国に根付く技
「花の都」と呼ばれるパリ。
華やかさを彩るひとつが、ファッションだ。
とかく、ハイブランドに注目が集まりがちだが、忘れてはいけない。
それを生み出す職人=アルティザンがいることを。
受け継がれてきた確固たる技術があることを。
そう始まるANAの機内誌の特集
お客様がアルティザンという言葉を見てA10を思い出して持ってくれました。
アメリカなどでは職人は評価が低く、肉体労働、低賃金労働という認識が一般的である
一方、手仕事を高く評価するヨーロッパでの職人は全然違う
ハイブランドやモードを支えているのはデザイナーよりもアルティザンのが評価が高いことも
そこには畏敬の念すら感じられる
我々、美容師も同じでありたい
毎日毎日、自分の貴重な時間を使って技を磨いている仲間がいる
そういったものに見合っただけの価値が無くなってしまえば、技を磨くことよりもメディアで目立つことやすぐに結果が出る小手先だけのものになっていってしまう
結局それで困るのは、提供される側のお客様なのだ
そんな負の連鎖により日本の手仕事は衰退し始めている
職人技や手仕事にもっと価値を見出し、多くのアルティザンがもっと豊かになっていく、そしてまた日本の代名詞、手仕事が光り輝いていく
そんな風潮が日本にももっと広がればいいと思う