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「合成生物の衝撃」著:須田桃子

お客様が書かれた著書をご紹介いたします

「合成生物の衝撃」著:須田桃子

二〇〇〇年代初頭、マサチューセッツ工科大学に集まった
科学者たちは、生物学を工学化することを思いつく。
コンピュータ上でDNAを設計し、その生物を実際につくってみるのだ。
「合成生物学」と呼ばれるようになるその学問は
ビル・ゲイツをして「もっともホット」な分野と呼ばれるようになる。
企業が血眼になり、軍の研究機関が莫大な予算を投じる。
そうした中、孤高の天才科学者が二〇年かけて
ついに人工生命体を作ることに成功する。
ヒトまでも人工的につくる時代が来るのだろうか?

『捏造の科学者-』で
新たな科学ノンフィクションの地平を開いた
著者が放つ大宅賞受賞後第一作!

ヒトゲノムを読み解こうといういう研究が主流な中、クレイグ・ベンダー率いるチームが20年かけて新たなアプローチで人工生命体を創り出した

我々がこの本を読んで、一番驚いたことは人工生成された生命体をすでに存在するという事実

生物を人工的に創り出すことはほとんど実現している

これからは研究が倫理問われる時代に

今何が起こっているのか、これからどうなるのか、ぼくたちは何に気をつけるべきなのか

みなさんはこれを読んで何を思いますか?

興味ある方はぜひ読んでみてください

 

2014年に須田氏が書いた第一弾「捏造の科学者」はこちら

前作、STAP細胞報道をリードし続けた毎日新聞科学環境部。
その中心となった女性科学記者が、書き下ろす。

大宅壮一ノンフィクション賞・科学ジャーナリスト大賞

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