【かのえ・ね】のとし
こんにちは2020年も始まりました
みなさんいかがお過ごしですか?
さて今回は干支にまつわるお話
干支は正式には十干と十二支を合わせたものなので、60通りあります。
干支が一周する60歳を生まれ変わりの還暦とするのはここから来ているそうです
我々に馴染みがある動物の干支は後付けで
本来は植物の状態を表したものだそうです
1.子⇒植物がこれから子をふやし生長しようとするタネ(種子)の状態を示す。
2.丑⇒種が地中にあって、まだ発芽しない時期。
3.寅⇒発芽してすくすくと伸び始める段階。
4.卯⇒勢い良く伸びて上からかぶさるほどに若葉が茂る状態。
5.辰⇒植物が風になびき、さらに生長する盛んな段階。
6.巳⇒植物の伸長から種子をはらみ始める成熟に向かう入り口。
7.午⇒植物が新しい命を生み出す、活発なエネルギーの状態。
8.未⇒宿った植物の種がいまだ成熟しきらぬ未熟な段階。
9.申⇒植物の命が満ちて、種が熟した状態。
10.酉⇒完熟した作物の収穫を指す。
11.戌⇒収穫した作物を蓄え、守っている状態です。
12.亥⇒収穫された作物が皆に行き渡った状態を現す。
この十二支と下記の十干を合わせて干支と言います
そして今年は60年に一度の庚子(かのえね)の年
「庚:金の陽」「子:水の陽」で“相生(そうせい)”という関係になります
(相生:相手を強める影響をもたらす)
特に金生水といい、金から水が生じるイメージで勉学や仕事、恋愛、健康などそれぞれが相互に影響をもたらし合い
なにかに行き詰まったときは全く別のものから活路を見いだせることもあるでしょう。
十干十二支を植物で見た時、庚子は変化が生まれる状態、新たな生命がきざし始める状態なので、全く新しいことにチャレンジするのに適した年とも言えるでしょう。
今年は新たな挑戦がキーになりそうです
今後の人生のひとつの分岐点となる人も多そうです
目の前のことで壁にぶつかっている人も、一旦離れて違う角度から見てみると突破口が開けるかもです。
2020年もみなさんにとって素敵な年になりますように☆